林四郎氏は日本語の基幹文型を次のように分類している(認知文論 日本語教育学シリーズ(第5巻)2001)。
文 | 1点文 | 述語1点文 | ||
非述語1点文 | ||||
単述文 | 存在文 | 単純存在文 | (なに・だれが)ある/いる。 | |
環境存在文 | いつどこになにがある/いる | |||
状態存在文 | ~ている/~てある | |||
所在指定文 | ~は~にある/いる | |||
存在否定文 | 「~ない」 | |||
判断文 | AB判断文 | AはB。 | ||
象鼻判断文 | 象は鼻が長い(三項判断文) | |||
多項判断文 | 述語以外の構文要素が三つ以上ある判断文 | |||
現象文 | ナル現象文 | ドウナル性の述語 | ||
スル現象文 | ドウスル性の述語 | |||
複述文 | 連結文 | 一般連結文 | 前句と後句とが別々に主語をもつ | |
単頭連結文 | 一つの主語 | |||
重層連結文 | 前句または後句には、更に、連結構造や条件構造をもつ | |||
条件文 | 一般条件文 | |||
単頭条件文 | ||||
重層条件文 |
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